地方公務委員災害補償基金は、令和5年度過労死等の公務災害補償状況について公表しています。
1 脳・心臓疾患に関する事案の公務災害補償状況
○ 受理件数は35件(前年度50件)であり、認定件数は11件(同17件)
○ 職種別では、「義務教育学校職員」が受理件数7件(同11件)、認定件数7件(同5件)で最も認定件数が多く、次いで「その他の職員」が受理件数16件(同17 件)、認定件数3件(同7件)
2 精神疾患等に関する事案の公務災害補償状況
○ 受理件数は266件(前年度224件)であり、認定件数は75件(同49件)
○ 職種別では、「その他の職員」が受理件数141件(同124件)、認定件数47件(同24 件) で最も認定件数が多く、次いで「義務教育学校職員」が受理件数56件(同32件)、認定件数10件(同9件)
○ 業務負荷の類型別の認定件数は、「仕事の量(勤務時間の長さ)」が 27 件(同 12件)、「対人関係等の職場環境」が25件(同19件)」
こちらは、民間と同じ傾向で、精神疾患の受理件数、認定件数が増えています。