過労死110番は、1988年4月大阪で「過労死110番」実施したのがはじまりです。
同年6月過労死110番全国ネット第1回一斉相談が行われました。そして、同年10月過労死弁護団全国連絡会議結成され、11月全国一斉過労死労災申請とあります。
以来30年間、過労死110番が行われてきました。
脳・心臓疾患の認定基準は、何度からの改定の後、2001年に6か月間の過重労働を考慮する。長時間労働を考慮するように基準が変わりました。
精神障害については、1999年判断指針が策定され、2011年には認定基準が策定されました。
労災の申請件数も30年前と比べると大きく増加しました。
2014年 過労死等防止対策推進法 が制定され施行されました。
けれども、今でも過労死の相談がよせられています。
過労死がなくなるまで、被害の相談、予防の相談のため、過労死110番の役割はまだおおきいです。