2017年も、日進市と愛知学院大学法務支援センターとのコラボ(提案型大学連携協働事業)で、愛知学院大学法務支援センターの模擬法廷などをつかい、「親子でロースクール」を開催しました。
参加していただいた方、ありがとうございました。
今回もNHK制作の昔話法廷の映像みてもらい、討論しました。
今回の題材は、「白雪姫」。 「被告人は王妃。白雪姫に毒リンゴを食べさせ殺害しようとした罪に問われている。しかし、王妃は犯行を全面否定!王妃は白雪姫を殺そうとしたのか?それとも無実か?」(NHKのホームページの紹介記事より)
よく知っている白雪姫。でも証拠はこの法廷で調べた証拠だけ。予断は許されません。
そして、刑事裁判の鉄則は「疑わしきは被告人の利益に」。
この原則で考えてみると。
「親子でロースクール」なので、親グループは大人だけで討論しました。小学生の子どもたちは子ども達だけで討論しました。
討論の司会をするのは、法科大学院の教授、そして法科大学院出身の現役の弁護士。
なかなか豪華な企画です。
私も当日、議論を見させていただいて、また、時には議論に加わってお話ししました。
人って本当にそれまでの経験や考え方に個性があります。同じお話しをみても、こんなふうに違う見方をするんだ、というところと、やっぱりみんなそう考えるよね、ということがあって、参考になりました。
もちろん、自分の意見を整理して述べて議論するということはとても大切なことです。
いま、刑事事件の法廷では裁判員裁判が行われています。
市民が、裁判に関わるのはとても大切なことだと思います。それは、私たちの社会を私たちが関わってどうするか考えることに繋がるからです。
参加していただいた方が、少しでも刑事裁判を知るきっかけになればと思いました。