2016年 過労死等防止対策推進シンポジウム愛知会場行われました!

過労死等防止対策推進シンポジウム行われました。

 11月23日、名古屋市のウィル愛知の大会議室で、厚生労働省主催の過労死等防止対策推進シンポジウムが開催されました。

第1部パワーハラスメントを防止するために

第1部は、岡田康子さんの講演でした。岡田康子さんは、株式会社クオレ・シーキューブの会長。あの「パワー・ハラスメント」という言葉を提唱した方です。

 とくに興味深かったのは、パワハラと指導の違い。

 パワーハラスメントは、自分の目的の達成(自分の思い通りにしたい)の為に行われる。指導は、相手を尊重する。相手の成長を促すために行われる。

 私を含め会場の聴衆が『そうだ、そうだ。』と引き込まれるようなお話しでした。パワハラの加害者と言われる人と多く面談しお話しをしてきた経験により、リアルにパワハラの実態を説明していただけたのでしょう。

第2部パワーハラスメントの相談の現状

NPO法人愛知健康センター 鈴木明男
話をする鈴木明男さん

 第2部は、連合愛知労働相談センター署長の坂平末弘さん、NPO法人愛知健康センター代表理事の鈴木明男さん。それぞれ、労働相談にのった経験をお話になりました。日常のパワーハラスメントの例をいろいろ紹介いただきました。

 自殺にいたらないまでも、日常的に多くの悩みをかかえ病気になっているかたがいることを改めて実感しました。

ウィルあいち
会場のウィルあいち

 悩んでいる人、困っている人、相談はいろんな場所があります。是非、色々探してみるといいですね。

第3部過労死遺族の報告

ウィルあいち
ウィルあいち 23日の催し

 第3部は、過労死遺族の報告。娘さんを職場のパワーハラスメントによる自死でなくされたお母様のお話でした。

 自死の直前の娘さんの様子は、本当になんといって良いのかわからない,聞いていて、悲しい、辛いお話しでした。

職場のいじめはなぜ起こる?

市政資料館 裁判所
会場の向かいの市政資料館(元裁判所)

岡村晴美弁護士からは報告の解説とパワハラ・モラハラの解説をいただきました。岡村晴美弁護士は、パワハラ、モラハラは、(特にモラハラ)やいじめは加害者が被害者より優位に立ち、心を支配しコントロールするところに特徴があるという解説がありました。

いろいろなケースに当てはまります。


閉会挨拶

 閉会の挨拶を私がさせていただきました。

 

今日のお話を聞いて、企業に研修をする立場から、労働相談をする立場から、そして遺族の立場からお話を聞くことができました。弁護士として接している部分は、一部分なのだと思います。大変参考になりました。

 

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コメント: 2
  • #1

    畑井茂美 (月曜日, 28 11月 2016 18:33)

    息子が車部品工場(愛知県高浜市)で働いていますが、最近、体調不良(体重減少・食欲不振・意欲減退等)になっており、親として心配しています。過労死を未然に防ぐために親として何をすればよいのか具体的に教えてください。息子は消化器内科でうつ病の薬等を処方してもらっていますが、症状は改善していないようです。

  • #2

    岩井羊一 (火曜日, 29 11月 2016 00:11)

    岩井です。
    長時間労働になっているかどうかお尋ねになる。
    休みを取る。場合によっては仕事を休職することを勧める。
    内科での受診内容をおききになり、場合によっては心療内科、精神科などの専門医の受診を勧める。
    取り急ぎ考えられるのはこのくらいでしょうか。日頃からよくお話になることだと思います。