国会前に行ってきました

 8月30日、戦争法案廃案の行動で国会前行ってきました。

 もっとも、今日、招待された東京での結婚式に出席するついでだったのですが。礼服を着た怪しげな参加者でした。

 

 というわけで、わずか30分程度しか滞在できない予定だったので、国会前まで行くことはできそうもないと考えました。日比谷公園の霞門に向かいました。ここに宣伝カーがあると聞いたからです。ここは、関東の参加者のエリアと指定されているようでした。

 

 東京駅から丸ノ内線に乗ると、デモに向かうような人がばらばらといました。霞ヶ関駅でおりた多くの人は、国会議事堂方向の出口へ向かいました。私は、反対の霞門に向かいました。地下鉄のトイレの前に長蛇の列。これで、地上にはかなりの人がいるなあと思いました。

 

 ボランティアの人が立っていて、こちらの出口のほうがすいていると教えていただき、階段を上がったのですが、階段を上ったところにもう人の群れがありました。そこから移動するためには、人かき分け、かき分け歩かなければならない状態。それが、厚生労働省の前、日比谷公園の周辺の歩道、日弁連の前の歩道。ずっと続いているのです。これが国会前までずっと続いているのではないかと思われるほどの人でした。

 

 霞門の宣伝カーではスピーチがありました。わたしがきいたのは、芸人9条の会を作った古今亭菊千代さん。雨宮処凜さん、落合恵子さん、香山リカさん。そのあたりで、結婚式に向かいました。

 

 感じたのは、人の多さと、周囲の人の一体感。よい発言に対し、拍手し、応援する周囲の一体感。みんな戦争法案を廃案にしたい。新聞で、あるいはネットで、みんなおかしいと思っている思いが、ここであわさっているということを実感しました。

 

 香山リカさんは、スピーチの中で次のように話されました。8月26日の弁護士会と学者の合同記者会見で、産経新聞の記者が、政治問題で強制加入団体の弁護士会が意見を出すことについて質問をした。これに対して、日弁連の村越会長は、毅然として言った。「わたしたちは政治問題と考えていない。」と。

 (やり取りは上記のリンクから動画で見ることができます。記者会見の最後の55分頃です。村越会長の回答に拍手がわき起こっています。)


 憲法違反の立法だから、法律問題であって、人権問題であって、政治の問題ではない。だから、弁護士会は、会として反対しているのです。愛知県弁護士会は、名古屋で9月5日17時半から集会をします。いま、憲法委員会の弁護士が準備をしています。

 


 目立つ宣伝カーを用意して、今名古屋周辺を走行しています。


 見かけたら応援してあげてください。