2015年7月26日、暑い京都市内で、過労死等防止対策推進全国センターの第2回総会が開かれました。
7月24日、過労死等防止対策推進法に基づく「過労死等の防止のための対策に関する大綱」が閣議決定され、公表されたばかりでした。厚生労働省のホームページに大綱と、大綱の概要が公表されています。
また、大綱を閣議決定するに当たりパブリックコメントが募集されましたが、この結果についても公表されています。この結果は、興味深く、過労死防止のための意見が満載です。
総会では、大綱にかかわった弁護士、家族の会のメンバーから報告を受けました。
本日の総会には、厚生労働省の労働基準局総務課(過労死等防止対策推進室)の方や、国会議員の泉ケンタさん、山井和則さんも出席しました。
厚生労働省の方からも大綱について直接説明を受けることができました。法律に基づく大綱は、権限と予算があるので、これを生かすことが重要だということが分かりました。
今年は、全国29か所で、厚生労働省主催の過労死防止シンポジウムが開かれます。これも、過労死等防止対策推進法に基づくものです。各地で着々と準備がなされている状況の報告がありました。
過労死は、本人にとって、そして残された家族にとって大変な不幸です。過労死ゼロにするために、又頑張ろうと思いました。