過労死を考える静岡県のつどい

11月21日午後6時半から、過労死を考える静岡県の集いが静岡市で開催されました。

 不肖私、静岡までいき、講演をさせていただきました。

 急遽の準備にもかかわらず、静岡労働局の講演をいただいておられ、監督課の鈴木課長さんが来られておりました。ご挨拶をいただきました。労働局としても過労死防止対策をしっかりする、という発言でした。

 私は30から40分くらいと言っておきながら、60分ほどもお話をしてしまいました。

 内容は、過労死の定義、労災の認定基準、そして、最近の過労死認定件数が増えていること、そのためにも、過労死防止対策が必要なことなどです。あらためて、長時間労働がもっとも問題であるし、これを防ぐような政策が必要であることを話していて実感しました。

 また、あらためて、グラフで実数を示したのですが、過労死がなくなるどころか、運動によって増えて言っている事を実感しました。

 過労死の認定件数が増えているということですが、実際は増えているのではなく、前から多くあったところ、実態を明らかにしたというのが正確な説明なのではないかと考えています。

 参加した方の参考になったのかどうか心配ですが、このような一つ一つの取り組みが過労死を無くす方向でつながるといいと思いました。